2019年10月02日
9月27日(金)「相続と年金に関する初級セミナー 第3回」を開催しました

今回は、9月27日(金)妻の社会保険労務士と゛みらいブリッジ゛として「相続と年金に関する初級セミナー 第3回」を開催しましたので、その報告です。
今回は、「遺産分割協議の必要性と遺産分割協議書作成上の注意点とそのコツ」についてお話をさせていただきました。
また、妻の社会保険労務士からは、ちょっと前に話題となった「老後資金2000万円問題」について、やさしく解説させていただきました。
富士ニュースさんに取材をいただき、9月29日の紙面で紹介いただきました。
知り合いの方からも富士ニュースを見たよと声をかけていただき、このセミナーも少し認知されたかな、と感じることが出来ました。
非常にセミナーの内容をわかり易く解説していただいておりますので、機会があったらご覧いただければと思います。
遺産分割協議から遺産分割協議書の作成、それをどのような場面で使うのか、みなさん意外と知らないことが多かったようです。
遺産分割協議を行わず、遺産の名義変更を行おうとすると、土地・建物はもちろん、車や株式、貴金属等にいたるまで、全て法定相続人による法定相続分で共有財産になってしまい、単独で処分することができなくなってしまいます。
また、相続税計算の際の軽減の特例も受けられなくなるなど、デメリットも多くあります。
正しい知識を持って、遺産分割協議を行ってもらいたいという思いからのセミナーであるとともに、出席者の多くが高齢の方であることから、ご自身の相続が開始した場合、相続人となる家族の負担も考慮して、元気なうちに相続人の負担を減らすことにも留意してもらいたいとの思いでお話をさせてもらいました。
幸い、出席いただいた皆さんにもその思いは通じたようで、わかり易かったとの暖かい言葉をいただきました。 出席者の皆さんに感謝です。
つづいて、妻の社会保険労務士より「老後資金2000万円問題」についてお話をさせいてただきました。
財務省が公表したもので、夫婦二人が95歳まで生きるのに年金収入だけでは赤字額が生じ、2000万円の貯蓄がなけれは生活ができなくなるとの報告でしたが、その中身を見ていくとその支出はかなり余裕をもったものであり、現実的にはケースバイケース、現役時代の生活レベルに大きく左右されるものであることを解説しています。
老後資金2000万円問題はこの報告書のなかでは、その内容のほんの一部に過ぎず、ましてや年金を取り扱う厚生労働省のものではないことから、全体の内容のほんの一部を切り取って大騒ぎをするようなもので、全体の流れの中で判断した場合、決して突飛なものでないことを説明させてもらっています。
セミナーの聴講者の皆様が年金を既にもらっている方々であるため、様々なご意見をいただきました。
これからも、皆さんに興味をもっていただけるような話題を提供できるセミナーをしていけたらと感じながらセミナーを無事終了することが出来ました。
来年もセミナーを引き続き開催していく予定ですが、2年目に突入するわけで、よりパワーアップしたセミナーとできるよう現在、構想を練っている状況です。
皆さんもご期待いただければと思います。
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