2019年09月03日
8月30日に助成金セミナーに行ってきました

今回は、右に掲げたど派手な本の著者である社会保険労務士 伊藤泰人先生のセミナー「令和元年度の"使える"助成金提案・受注・申請テクニック」の受講をしてきましたので、そのお話です。
「5年で年収1億円を達成した社労士」ってどんな人、本当なのかなあという半信半疑でセミナーを受けてきました。
主催は、日本法令という一流の出版社、間違いはないだろうということで、東京まで聴きにいった次第です。
年収1億円を稼ぐ社労士ってきっと怖い人かカリスマみたいな人に違いないと思い、びくびくしながら登壇を待っておりますと、意外と普通の人でした。
意外と普通の人というとインパクトがなさそうですが、やっていることはすごい人なんですよ。
とにかく、助成金ビジネスに特化した社労士さんで、典型的な一点集中型、実は顧問先の給与計算や電子申請も自分ではできないとのことでした。
前職を退職後、2010年にまったくつてもなく社労士事務所を立ち上げ、現在社員10名を数える事務所に成長させたとのこと。
酒は飲めない、しゃべるのは苦手、ゴルフはやらないということで、営業はもっぱらFAXDMとセミナー、現在はSNSとメルマガを活用しているとのことで、営業トークは下手なほうがお客さんの声をしっかり聞く姿勢ができて良いとのことでした。
コミ障の私としては、なるほど、と感じることも多かったです。
とにかく、伸びる人は決断が速い、動きながら考える人という言葉が印象的で、なかなか決断できない自分が情けなく感じました。
今回、このセミナーに参加した最大の理由、8月1日に勤務社労士登録をしたばかりの自分としては、何を武器にしようかと考えたとき、助成金ビジネスが顧客獲得にメリットがあると考えたからです。
行政書士で新規参入の難しさを実感していましたので、社会保険労務士として顧問契約を持とうとしてもベテランの先生方との競合は難しく、なんとかスポット契約で参入する方法はないかと考え、助成金にたどり着きました。
今回のセミナーで、助成金というと社労士ではない怪しい業者さんも参入しているというイメージを持っていましたが、働き方改革という大きな法改正が続く中、事業所においても様々な見直しが必要となっております。
その流れの中で、雇用条件・就業規則や労務管理の見直しなど、様々な改正を必要としております。
その見直しの促進のため、国では様々な助成金を用意しており、これを利用して見直しを行うことができれば、中小企業にとっても大きなメリットかあると思いました。
助成金の違法な請求に対して、罰則の厳罰化が行われ、怪しい業者さんの参入は減ってきているとのこと。
今こそ、社労士が正しい認識のもと、助成金を活用して働き方改革に対応していく格好の機会であると考えています。
これから、社会保険労務士として、助成金の申請にも力を入れていきますので、みなさん、応援をよろしくお願いします。
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